トラックボールの中でも飛び抜けて売れているLOGICOOL(ロジクール)のM570を買ったのでレビューします。独断と偏見の感想を書きます。
それもわざわざデジカメを借りてきて画像付きという謎仕様。
買った動機:使っていたマウスの一部が壊れて数ヶ月たって我慢できなくなった。
2016-02-15
追記した。今も使っているかどうかとサイドバイサイド構成とか出てきた場合。
まずは見てわかることから書いていきます。
一番ありきたりで面白くない角度からM570を写した画像を御覧ください。steelseries QcK(mini)とかいうゲーマーが使うような立派なマウスパッドの上に乗っていますが、トラックボールでは無意味です。
画像を見れば分かる通り、右手用です。変な持ち方をしない限り、親指が当たる場所にボールがあります。
左クリックの左側にもボタンが2つあって、デフォルトでブラウザの戻ると進むに対応しています。
裏面とレシーバーです。
単三電池1本で最大18ヶ月使用可能らしいです。レシーバーを収納するスペースがあります。
裏からボールを押すとボールを取り出せます。
M570と手元にあったA4TECHのXL-750MK-JPと大きさ比較しました。
小さめのマウスと比較したり掃除していなかったりいろいろときたない画像になりました。
トラックボールは本体を持って動かさないので本体の大きさが大きくても問題はないです。
次に使用感を書きます。
ボールとカーソル:
トラックボールで一番重要なのはボールですが、M570のはとても滑らかに動きます。文句無しです。
しかしカーソルの移動を滑らかにするには準備が必要です。
付属のレシーバーを繋ぐだけで動くのですが、マウスより瞬間的に動くからなのか、デフォルトだとポインタの加速が強いです。
このままだと使いにくいのでlogicoolの公式からsetpointをダウンロードしてインストールして加速を切ります。
このときダウンロードしたsetpointに何故か拡張子が付いていないのでリネームして対応しましょう。
加速が切れてやっとこれで使いやすくなります。
掃除はしましょう。引っかかる感じがするようになります。
持ち方:
初めてM570を使うとき、少しだけ持ち方を考える必要があります。
親指を右に動かした時に実際のカーソルが右上に行ったりしたら嫌じゃないですか。
手を奥の方に置いたり手前の方に置いたりして親指の座標軸とセンサーの座標軸が大体一致するような手の置き方を見つける必要があります。
運悪くしっくりと来るポジションが見つけられなくてもsetpointで方向の設定ができるので大丈夫です。
↑こんなことを考えてしまったら
↑こんな画面で設定できます。この調整は少しむずかしい。
多分持ち方はかぶせ持ちやそれに近いものになると思います。形状的につまみ持ちは難しいです。持ち上げる必要のないトラックボールだからそうだよね。
あと親指タイプなのでドラッグアンドドロップという作業に困りません。
第4、第5ボタン:
このM570というものは少し特殊な形状をしています。この画像を見てください。
傾斜がすごいです。実際に持ってみると重力のせいか人差し指がホイールの方によってしまいます。なので実際にブラウザバックなどで第4ボタンとかを押そうとすると予想よりボタンが遠く感じます。
これらのボタンはsetpointで挙動を変えることができます。
ホイール:
酷い。
スクロールするとカシャカシャとプラスチックがこすれるような安っぽい音がします。
setpointのスムーズなスクロールの有効化にチェックを入れるとより細かくなめらかなスクロールになるけどホイールが残念なので扱いづらく、突然この設定が無効化されることがあります。
中クリックは硬い。押すと「カコッ」とすごく安っぽく、他のボタンと比べ大きな音がします。
ワイヤレス:
机の下に持って行っても問題なく動きました。すごく良好です。
Unifyingレシーバーなので他のLogicoolのワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードを使う時USBポートを圧迫しないところもいいですね。
直線補正:
病人がよく描くこの画像を御覧ください。
雑な調べ方ですが直線補正はありそうです。
LOGICOOL(ロジクール)M570まとめ
ボールの操作感はすごく滑らか。
5ボタンである。
setpointインストール必須。
ホイールを気にしなければとても優秀なトラックボール。
親指タイプなのでトラックボールでもドラッグアンドドロップが楽。
無線は優秀。
M570はマウス派の人に布教、洗脳したい場合におすすめのトラックボールです。
2016-02-15 追記
まだ使ってます。ホイールあたりが壊れるかとも思ったけどまだ無傷。
電池は数ヶ月に1回交換する程度。ランプが赤いけどまだ大丈夫と思っていると1クリックが2~3クリックに化けるので電池の交換は早めにしたほうがいい。
あと新しいパソコンで使おうとsetpointをインストールしようとすると"このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため(略)"などとダイアログがでて起動できないことがあった。
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x64)を入れると解決する。
Windows10にもなれば最初から入っているものだと思っていた。調べてみる。
x86版しか入ってないこともある。
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